「仕組債」とは、文字通り、一般的な債券にはみられないような特別な「仕組み」をもつ債券です。 この場合の「仕組み」とは、金利(固定金利と変動金利)や通貨(円と外貨)を交換する取引である「スワップ」や株価があらかじめ定められた価格を下回ったときに、償還金が減額するような「オプション」などのデリバティブ(金融派生商品)を利用し、投資家や発行者のニーズに合うキャッシュフローを生み出すことを目的としています。
この「仕組み債」のリスクを十分説明しないで顧客に販売したため、関東財務局が銀行3社に業務改善命令を出しました。私の周りでは、銀行にローンをフルで融資するから、代わりにその銀行の商品(投資信託などの商品)に加入しほしいといわれたというお客様が散見されます。
私を含め、銀行というと公平性が高いうイメージを持つ人は多いと思います。近年銀行も経営が難しいという事実がニュース等を通じて明るみになっていますが、生き残りの鍵は信用ですね。
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