コロナになってから、生活の仕方が変わり、不動産市況も変わりつつあります。それを私が肌で感じるのは、軽井沢です。コロナ中、別荘を持っている人は、都心などから一時避難していたようですが、コロナが終わると新しい生活様式として「多拠点居住」「移住」という概念が生まれ、都会を離れて、地方に居住する人が増加しました。
軽井沢が教育移住の目的地に
家族で移住すれば、当然教育の需要が出てきます。コロナ禍によるワークスタイルの変化によって働く場所の自由度が高まった今、より良い教育環境を求めて移住するという選択肢が身近になってきました。軽井沢は単なる避暑地ではなく、移住先としての役割が生まれ、今、「教育の町」として注目を集めています。ユニークな教育機関が町に集まっているためにです。
軽井沢が教育先として人気なのは、自然の中でのびのびと子育てができるからです。
軽井沢町まちづくり基本条例(https://www.town.karuizawa.lg.jp/www/sp/contents/1001000000256/index.html)」が定められ、その風土や動植物が保護されています。
ユニークな軽井沢の教育施設
次に特色のある教育施設をいくつか例にあげます。
森のようちえん ぴっぴ
長野県北佐久郡軽井沢町発地1061-31
https://moripippi.jp/
2007年に開所。
活動時間のほとんどを野外で過ごしていますが、自然遊び、自由遊びを体験することが目的なのではなく、
心のつながりを築く場として自然という環境が適していると考えているそうです。
軽井沢風越学園
長野県北佐久郡軽井沢町発地1278−16
https://kazakoshi.ed.jp/
2016年設立。幼稚園と義務教育学校からなる12年間の幼小中混在校。 12年間の連続性を大切にしたカリキュラムを目指しています。 カリキュラムの内容は、実体験と抽象、探索と探究、あそびと学び…。 それらを行き来しながら、一人ひとりの「自分をつくる」と「自分でつくる」時間を積み重ねる、としています。人気校で義務教育校の受験倍率は5倍にも上るそうです。
ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン
長野県北佐久郡軽井沢町長倉5827−136
https://uwcisak.jp/ja/
2013年に開校した全寮制のインターナショナルスクールです。文部科学省認定の一条校であり、国際バカロレア(IB)の認定校でもあります。外教育を通じて、教室を超えた学びを探求し、チームワーク、リーダーシップ、レジリエンス(困難な状況でも適応する能力)、サステナビリティ推進に取り組み、グローバル社会のリーダーを育成しています。
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