環境性能の高い住宅に対する補助事業「こどもエコすまい支援事業」が創設されることが、2022年11月8日に、令和4年度補正予算案で閣議決定され、注目されています。
補助金の支給対象は「高い省エネ性能を有する住宅の新築(持家)」と「一定のリフォーム」。新築の場合、対象となる住宅はZEH住宅で、再生可能エネルギーなどを除く一次エネルギー消費量マイナス20%に適合するもの。
22年10月1日以降に認定申請した認定長期優良住宅、認定低炭素住宅、性能向上計画認定住宅とZEH、Nearly ZEH、ZEH Ready、ZEH Orientedに加え、が対象です。
リフォームの場合は、対象となる工事は、住宅の省エネ改修であることが必須で
①窓・ドアの断熱改修
②エコ住宅設備(蓄電池を含む)の設置
③子育て対応改修
④防災性向上改修
⑤バリアフリー改修
⑥空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
⑦リフォーム瑕疵保険などへの加入があり、①~③はいずれか必須。④~⑧は任意となっています。また、外壁、屋根・天井又は床の断熱改修を行う際は、省エネ基準レベル又はZEHレベルであることが要件です。
新制度は建築業者・宅建業者が申請、一般消費者は事業者から補助金を還元されます。要件を確認して、上手に補助金を使ってください。
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