昨日、ブラックマンデーを超える株価暴落となりました。原因は、アメリカの景気悪化の影響と、植田日銀総裁の過去の説明とは異なった、突然の利上げ方針が、マーケットに影響を与えたからだと思います。
日銀は4月に為替の影響は小さいとの見解を示し、7月に政策金利0.5%の壁は意識していないと金利引上げの可能性を述べました。それにより、160円を超える円安を招き、今回のブラックマンデー=株価大暴落を誘発してしまったようです。
株価大暴落による経済への影響や金利引上げの影響は、今後に響きます。8月以降は景気悪化を示すデータが出てきそうですね。アメリカの政策金利が5%超では経済指標は悪化し続けるでしょうし、FRBも金利引き下げを考えているのを考慮すると、日米の株価は一旦下がりそう。
このようなことを鑑みると、年内植田日銀の金利引上げは見送りかなと考えます。そうはいっても、物価や実質賃金は上昇していく流れになってきているので、中期的には金利は上がるのが自然の流れ。返済比率が高くなる投資物件は低金利の銀行への借換などの対策を考える時かもしれません。
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